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訪問診療の16㎞問題

2013-12-03
宮古島の北には、全長1425メートルの橋で繋がった池間島があります。
miyako_summer_3_02.jpg
11月28日(木)に宮古地区介護支援専門員連絡会より、次の内容でメールが届きました。

1週間前ドクターゴン診療所に、九州厚生局より個別指導が入り、ドクターゴン診療所より半径16㎞以上の地域に訪問診療を提供することは健康保険ではできない旨の指導があったとのことです。
保険診療も薬剤処方もできないと言うことです。
池間住民は困っているようですが、指導された以上従うしかないとのことです。(以上一部抜粋)

僕の担当する方は該当者がいませんので、特に対応はしなかったのですが。
その2日後、ケアマネの忘年会があり、そこでもこの話題が出ました。
「都市部では16㎞以内に対応できる診療所があるかもしれないが、地方の実情に合わせて対応するべきじゃないのか」と言うのが大方の意見でした。
国の福祉政策としては、在宅での介護を増やす方向に舵を取っていますが逆行する事になるのではないのか。
この時はお酒も入ってる席でしたし、これ以上突っ込んだ話はしなかったのですが。

12月3日(火)の宮古毎日新聞に次の記事が載りました。

池間自治会のメンバーが2日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね現在、ドクターゴン診療所が池間島で行っている訪問診療と往診の継続について要請するとともに、住民359人分の署名も提出した。

要請書では池間島から16㌔以内の保健医療機関で24時間、夜間診療、休日対応が現実的に可能な医療機関はなく島民のニーズに応えて診療を続けてくれているドクターゴン診療所を島民はとても頼りにしており、島民が安心して暮らせるためにも市に理解と協力を求めている

住民の訴えに対して下地市長は「もし国が今のままでどうしてもだめだというのであれば次の策を考えないといけない。市としても最大限の支援をするつもりなのでしばらくは国の動きを見ていきたい」と述べた。

同自治会側は、先月30日に今回の要請書と住民署名を九州厚生局に郵送している。
九州厚生局は、厚生労働省の地方支分部局の一つで、地域における国の「政策実施機関」。(以上一部抜粋)

関係者がなんらかの意見を出して改善する必要があると思ってましたので、市が対策に乗り出してくれるのは良いのですが、ちょっと気になってたんです。
元々の法的根拠はどうなってるのか?調べてみると。

特殊な事情で16kmを超えた場合や海路による往診を行った場合は、別に厚生労働大臣の定めにより算出する特別往診料がありました。
厚生省保険局長から各都道府県あてに「特殊の事情の下において往診した場合の往診料の算定について」と題する通知が出されています。

特別往診料の取扱要領
往診距離が片道一六キロメートルを超えて又は海路により第一の適用地域に往診した場合であって、第二の各号の一に該当する特殊の事情があったときの往診料は、第三の算定方法によって算定する。  

第一 適用地域  
  次の各号の一に該当する地域であって、第二に掲げる特殊の事情のいずれかが一般的に存するものについて、都道府県知事が厚生大臣の承認を得て指定した地域とする
  なお、指定地域が指定要件を欠くに至ったときは、当局に内議のうえ、すみやかに地域の指定を取り消すものとする。  
 1 医療機関のない島の地域又は通例路程の大部分を海路による以外に往診することが困難な事情にある地域であって医療機関のないもの。(以下「一号地域」という。地域の単位は、原則として、島、部落又は小字とする。)  
 2 一号地域以外の地域であって、最寄りの医療機関からの往診距離が片道一六キロメートルを超えるもの。(以下「二号地域」という。地域の単位は、原則として、部落又は小字とする。)  
第二 特殊の事情  
 1 定期に航行する船舶がないか、又は定期に航行する船舶があっても航行回数がきわめて少ないか、若しくは航行に長時間を要すること。  
 2 海上の状態や気象条件がきわめて悪いため、又は航路に暗礁が散在するため、若しくは流氷等のため航行に危険が伴うこと。  
 3 冬期積雪の期間通常の車両の運行が不能のため往診に相当長時間を要する事情にあること、又は道路事情がきわめて悪く、相当の路程を徒歩によらなければならないため、往診に相当長時間を要する事情にあること。(以上一部抜粋)  

ぱっと見て、これに照らし合わせると認められそうなんですけど。まさか指導した九州厚生局が特別往診料を知らない訳はないですよね。
そうなると、「第一の適用地域に往診した場合であって、第二の各号の一に該当する特殊の事情があったとき」と書かれてますので、「第一の適用地域」には当てはまっても「第二の特殊の事情」には当てはまらないという判断なんでしょうか?

しかしそうなると、16㎞以内に医療機関が無くても、船舶の利用や積雪地域でなければ算定出来ないと言う事ですか?おかしくないですかこれ。
九州厚生局の判断ミスと思いたいですが、どうなるのか。

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コメント:
間違いでしょうねぇ。以前にどうするつもりなんでしょうねぇ。どうしろっていうんでしょうねぇ。安易な役所仕事にムカつきます。
[2013/12/03 15:37] | kumama #- | [edit]
kumamaさん、一概に間違いとは言えないんですよねこれが。
指導の際には法令を示しながら行うでしょうし、診療所側も特別往診料は知っていると思いますので。
介護でもあるのですが、地域に寄って判断に差がある可能性もあります。
過去に認められない例があったのかもしれませんが、揉めたら厚生労働省へ持って行く事になるでしょうね。
[2013/12/03 18:22] | hajime #4HkZWzJ. | [edit]












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プロフィール

hajime

Author:hajime
楽器屋の店員、バーテンダー、
酒屋の配達等を経て
2003年より介護の世界へ
2007年介護福祉士取得、
宮古島に移住。
現在介護支援専門員。

福岡県生まれ、
青春時代は愛知県。

野球はホークス! 
サッカーはグランパス!
お酒はなんでも!
(特にモルト、ジン)
音楽はHR/HM!
(ビートルズは別格)

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